2011年10月9日日曜日

Apple iPod touch(第4世代)で手軽にiPhoneアプリを使う

iPod touchが新価格になりましたね。以前27,800円だったiPod touch 32GBも24,800円に引き下げられましたし、第4世代の8GBも16,800円からになったのでiPhoneを買おうとしているけど値段の面で躊躇しているユーザーや、アンドロイドのスマートフォン持っている人におすすめです。

iPhone4Sの32GBを契約するとソフトバンクでもauでも機種代とパケット代込みで約6千円/月、つまり2年で14万円〜15万円かかります。16,800円(8GB)、24,800(32GB)、33,800円(64GB)の一回払いで最新のiOS5が使えるiPod touchは大変お買い得だと思います。

iPod touchの魅力はもちろんiPodとしての音楽プレーヤーですが、私はほとんどiPhoneアプリを使えるモバイルiOSデバイスとして使っていました。

まずはiPhone4SとiPod touch(第四世代)の代表的な部分のハード比較をしてみましょう。


iPhone4S iPhone4 iPod touch(第4世代)
CPU Apple A5(dual)    Apple A4 1GHz Apple A4 1GHz
メモリ 512MB 256MB
ディスプレイ 960*640 960*640 960*640
背面カメラ 800万画素 500万画素 70万画素
前面カメラ 70万画素 70万画素 70万画素
LEDフラッシュあり あり なし
GPS あり あり なし
2.4GHz無線LAN 802.11b/g/n 802.11b/g/n 802.11b/g/n
Bluetooth 4.0 2.1 + EDR 2.1 + EDR


iPhone4 (薄さ9.3mm) / iPod touch 4G (薄さ7.2mm)
iPod touch (第4世代) の薄さは驚異的です

表には載せませんでしたが、iPod TouchとiPhoneの一番大きな違いは携帯電話で使う3G回線を使えるかどうかです。iPhoneアプリの中には常時のネットワーク利用を前提としているアプリも多いのでそういったアプリはあきらめることになります。GPSがないのも地味に不便です。居場所を利用するアプリで便利なものも多いのでこれをあきらめなくてはいけません。

また、iPod touch(第4世代)のカメラはFace timeのために搭載されたという意味合いが大きいと思われ画質はカメラとして使うにはいまいちです。

LEDフラッシュは私は実際のフラッシュとしての利用よりも、Lightアプリを使って暗いところで懐中電灯的な使い方をすることが多いです。これもiPod touchでは使えません。


マイナス点ばかりあげているように見えますが、逆に考えれば上記の点さえOKであれば2年間で14万円かかるiPhone4/iPhone4Sの契約することなしに、iPod Touchを買うだけでiPhoneアプリを使うプラットフォームが手に入ります。

無線LAN(Wifi)さえあればSafari(Webブラウザ)をみたりメールもできます。第3世代のiPod touchになかった内蔵のマイクとカメラもあるので、外付けのヘッドホンやマイクなしでSkypeやFacetimeでビデオチャットも可能です。

通勤通学時にニュースを見るにはネットワークが使えなくてもReederなどのニュースをあらかじめ読み込んでおけるアプリで移動前にニュースや記事をダウンロードしておけばいいですし、iPhoneアプリのゲームは一度ダウンロードすればネットワーク不要で使えるものも多いです。工夫次第でiPod Touchで安くて快適にiOSが使える環境を構築することができます。


結局私は使っていくうちに常時インターネット経由で使いたい気持ちが大きくなり、最終的にはiPhone4を買ってしまいました。iPhone4を買ったあとでもiPod touchは別に電源を持った音楽プレーヤーとして使っていますので無駄になりませんので、まずはiPod Touchを買ってiOSに入門してみるという選択肢もありだと思います。

もうすぐ出るiOS5ではiCloudも使えるようになるので期待はふくらむばかりです。



  


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