2011年11月12日土曜日

Macでテキストを属性なしでコピーする方法

ブログの更新をしていると頻繁にSafari上のテキストをコピー&ペースト(コピペ)します。Macでのコピペ系操作は以下のようになります。Windowsでは"Ctrl"キーと組み合わせる操作がマックでは"command"キーになっているイメージです。
  • コピー "command"+"c"
  • ペースト(貼り付け) "command"+"v"
  • カット(コピー時にコピー元を削除) "command"+"x"

テキストをペーストするときに元テキストの大きさ、フォント、色、リンクなどの属性情報も一緒にコピーされます。便利なときは非常に便利なのですが、プレーンなテキストをペーストしたいときに邪魔になるときも多々あります。

属性情報のないプレーンなテキストでペーストしたいときは以下のようにします。
  • 属性なし貼り付け ”option”+"shift"+"command"+"v"

具体例をあげます。
コピー元テキスト:Switch to Mac Blog

これを2通りの方法で貼り付けます。
 "command"+"v"で貼り付け:Switch to Mac Blog
 ”option"+"shift"+"command"+"v"で属性なし貼り付け:Switch to Mac Blog

通常のペーストではテキストの大きさ、リンクなどの情報が引き継がれますが、属性なしペーストではテキスト情報のみが貼り付けできます。

これを知っていればいちいちテキストエディタにいったん貼り付けて属性情報をなくしてから再コピーということをしなくてすみます。


2011年11月10日木曜日

Mac miniでAdobe Photoshop Lightroom 3.0を活用する

Mac mini(2011 mid) i5 2.3GHzで使用頻度が高いのがAdobe Photoshop Lightroom 3.0です。メモリを8GHzに増設すれば快適に動きます。ブログ用の写真はNikon D90でRAW撮影をしてLightroomで写真の現像、書き出しをしています。
Adobe Photoshop Lightroom 3.0の編集画面

デジタル一眼レフカメラはRAW現像をすることで自分の記憶の中の色を再現したり、写真をより印象的に仕上げることができます。一例ですが左の写真がRAW現像前、右の写真がRAW現像後です。変化をわかりやすくするため少しはでに仕上げています。



このようにライトルームで現像することによりデジタル一眼で撮った写真を自分が感じた色合いにより近づけることができます。最近のカメラは撮影後のプリセット効果も充実していますが、自分で現像することで撮影の楽しみがよりいっそう広がります。


私が使っていてLightroomの現像で便利な点をまとめます。
  1. 元の画像を残したままで画像の編集ができる
  2. 自分が加えた変更をすべてヒストリーとして残せていつでも元にもどせる
  3. 撮りためた画像の管理が高機能
  4. 高ISOで撮影した写真の高感度ノイズ除去が性能が高い
  5. レンズに合わせた歪み補正ができる
  6. 「書き出し」設定の複数保存が可能
  7. 編集のプリセット機能が充実している

特に画像非破壊でのヒストリー機能は非常に便利です。画像に対していろいろな変更を加えも、いつでも元の状態に戻すことができます。たとえば2ヶ月前にブログ用に加工した写真の変更履歴も自動的に保存されているので元に戻したり編集をやり直すことができます。下の画像は左が最終的に書き出した画像、右が撮影時の状態に戻したときの画像です。



LightroomでWeb用の画像ファイルを作るには「書き出し」が役に立ちます。複数のプリセットを保存できるので一度サイズや透かしの設定を作ってしまえば毎回簡単にブログ用の画像ファイル(を書き出すことができます。
「書き出し」で設定できる項目。設定は複数保存しておけます。

気をつけないといけないのは”Photoshop” Lightroomという名前ではありますが、Photoshopとは別物だということです。写真現像と管理に特化しているため、部分的にぼかしを入れたり塗りつぶしたりといった加工はできませんので注意が必要です。

Photoshop Lightroom 3は一眼カメラの撮影をより楽しくしてくれます。現在アドビが通常版の約3分の1くらいの価格で「乗り換え/特別提供版」を提供しているので超お買い得です。


次の記事では"乗換え/特別提供版"を購入する方法を紹介します。
Adobe Photoshop Lightroom 3をお得に購入する方法


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2011年11月7日月曜日

Mac mini (2011 mid) MC815J/AでソニーハンディカムHDR-CX560Vの動画をiMovieに取り込む

ソニーのデジタルHDビデオカメラレコーダーHDR-CX560Vを購入しました。購入するまでは動画なんてiPhone4やデジカメで十分だと思っていましたが、実際に使ってみると光学手ぶれ補正の優秀さにびっくりしました。普通に手持ちで撮影しても全然ぶれないので大画面テレビでみても酔いません!

HD動画も非常にきれいなので子供の成長記録などを記録としてきれいに残したいならばだんぜんおすすめです。Macユーザーなら撮った動画もMacのiMovieで簡単に編集できます。

今回はこのHDR-CX560Vに付属するPMB PortableをMacにインストール方法を紹介します。PMB Portableでは動画の閲覧、YouTube、FacebookやMixiなどへの動画のアップロード、GPSアシストデータの更新、静止画の取り込みを行うことができます。Macへの動画の取り込みやMacに取り込んだ動画の管理はiMoveを使います。


MacにソニーハンディカムHDR-CX560VをUSBで接続するとFinderのデバイスに"NO NAME"と"PMBPORTABLE"が現れます。
"NO NAME"からは直接ファイルを見ることができます。


"PMBPORTABLE"の中にはMacにデータを転送するためのアプリPMB Portableが入っていますのでこれをインストールします。HDR-CX560V内のメモリ領域にMac用のアプリが最初から入っているのがうれしいです。
デバイスの"PMBPORTABLE"から"PMBP_Mac"を実行します


実行すると言語の選択が出てきます。
AisaからJapanを選びます


次に製品使用許諾契約が出てきますので一読して”同意する”をクリックします。
PMB Portableの製品使用許諾契約がでてきます


次に今後自動的にPMB Portableを起動するかの選択をします。
今回接続したMacとHandyCamを接続した場合次回も自動で起動するようなります。

これでMacでPMB Portableを使用できるようになります。
HDR-CX560V内のデータ管理と動画のアップロードができます



Mac mini(2011 mid)付属のiMoveでハンディカムHDR-CX560VのHD動画を取り込んで簡単に編集してみましたが、メモリを8GBに交換してさえいれば、数分の動画に文字を追加したり切り貼りくらいの簡単な編集であればそんなにストレスなくこなせました。

動画のファイナライズは1分の動画で10〜15分くらいかかりました。動画編集ソフトを使いこなして長時間の動画を編集するようなヘビーユーザーだとMac miniでは少々力不足かもしれません。動画編集が一番の目的であれば画面が大きくてCPUが早いiMacの方がいいかもしれません。


今後機会があればMac miniでiMoveを使ったソニーHDR-CX560V動画編集についてもっと踏み込んでみたいと思います。標準で付属しているiMovieで簡単な動画編集ができるので楽しいです。




2011年10月30日日曜日

iCloud容量が足りない場合のiPhoneデータ整理方法

iPadやiPhoneがWifiに接続されていて、なおかつ電源につないでいるときに内部データをiCloudにアップロードします。朝、iPhoneをみたら上のような画面が出てきてぎょっとしてしまいました。
iCouldで使用できるディスク容量は無料だと5GBしか使えません。
Not Enough Storage、つまり容量が足りませんと出てきてしまいました。

iOS 5.0にアップデートしたiPadとiPhone4で iCloudを使用するつもりでしたが、iPhone4のデータをバックアップする容量が足りなくてメッセージが出てているようです。

なんとかしてiPhone4のデータもiCloudにバックアップしたいので、アプリのバックアップのデータ容量を削減します。


iPhone4の”設定”から"iCloud"を選びます。
”設定”から”iCloud"を選択します


するとiCloudのメニューが出てきますので"ストレージとバックアップ"を選択します。
少し下にスクロールすると出てきます


すでにiCloudの容量を2.4 / 5.0GB使用しており、残りが2.4GBしかないことがわかります。次に"ストレージを管理"を選びます。

"ストレージを管理"を選びます


現在、どのデバイスの容量でどのくらいiCloudを使っているかがわかります。すでにiPadが2.4GB使っていました。ここでは"このiPhone"を選びます。
現在のiCloudのディスク容量の使用状況がわかります


iPhoneをiCloudでバックアップしたときにどのくらい容量が必要か"次回作成時のサイズ"をみればわかります。5.9GBなのでそもそもiPadのデータをバックアップしていなくてもだめですね。
”次回作成時のサイズ”をみればバックアップに必要なディスク容量がわかります


下にスクロールしていくとどのアプリケーションが容量を食っているのかが一目瞭然です”次回作成時のサイズ”5.8GBになっていますがこれはスクリーンショットをとるタイミングによるものなので気にしないでください。
アプリの容量は含まれず、アプリで保存しているデータの量です


PDFや動画を入れているGoodReader, Downloads, ダウンロードなどのデータ閲覧系のアプリがデータ容量のほとんどを占めていました。これらのデータだけはPCで保存することにします。上位4つのアプリをオフにしただけで"次回作成時のサイズ"が5.8GBから737MBまで小さくなりました。
iCloudバックアップの”オン/オフ”をアプリごとに決めることができます


これで準備が完了したので2つ画面を戻ってストレージとバックアップの画面の下の方から"今すぐバックアップを作成"を選ぶか、Wifiに接続した状態で電源に接続してロック状態にしてしばらく待つとiCloudへのバックアップが始まります。
すぐにバックアップをとりたい場合はここから行います


これでiPadとiPhone4のデータをiCloudにバックアップすることができました。
iPhone4のiCloudへのバックアップも完了!


データを保管するアプリは容量が大きくなりがちなので、これらのアプリのデータだけでもPCやMACでデータを保管するようにすればiCloudの容量を節約できます。




2011年10月22日土曜日

iOS 5.0にアップデートしたiPhoneの初回起動 その2

前回に引き続きiCloudの設定を行います。"iCloudを使用する"を選ぶとiPhoneのブックマークを統合するか聞いてきます。iPhone4では"統合"を選びました。するとMac miniのSafariのブックマークの内容がiPhone4にすでに追加していたSafariのブックマークの内容に追加される形で統合されました。Mac mini側も同様です。出先でiPhone4でブックマークした内容が、自宅のMac miniにも反映されるのでこれは非常に便利です。
"統合"するとすべて共有されるのでMacやiPadを家族で使っている人は注意が必要かもしれません


次はiPhone4のデータをiCloudに保存するか聞いてきます。ちなみに私はすでにiPadで2.5GB使っているため、iPhone4のデータはiCloudにバックアップしきれませんでした。これについては別記事で書きます。
"iCloudにバックアップを作成"を選びました。あとで設定から変えられるのでここではあまり悩まなくてもOKです。


次は”iPhoneを探す”の設定です。どこかにiPhone4を置き忘れたときに便利そうなので使用を選びました。
”iPhoneを探す”を使用 を選択しました。


最後に利用状況の診断をアップルに送信するかを選びます。これは好みによってきめてよいでしょう。
自動的に送信するか送信しないかを選びます


次にAppleにユーザ登録するかどうか選択する画面が出てきました。これはiPadではでませんでした。
ユーザ登録するかどうかを選択します。
以上でやっと終了です。”iPhoneを使う”を選択するとiPhoneのホーム画面に戻ります。
長かった設定もこれでおしまいです。


ホーム画面が表示されてiPhoneの操作ができるようになってもアプリや音楽データの復元が終わっていない可能性があるので要注意!iOS 5.0では復元中もiPhoneの操作ができるようです。Wifiアイコンの右にある2重矢印のアイコンが出ている間はUSBケーブルを抜かない方が無難です。

アプリの復元が完了する前にUSBケーブルを抜くとアプリがまばらな何とも寂しいホーム画面になります。その場合、もう一度USBケーブルを挿してゆっくりと待てば再び復元が再開されました。もしもすでにUSBケーブルを抜いてしまっていたら試してみてください。



さて、これでついにMac mini, iPhone4, iPadでiCloudが使用できる環境が整いました。まずはiCloudでなにができるのかを探っていきたいと思います。



iPhone4Sをソフトバンクで購入する




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2011年10月21日金曜日

iOS 5.0にアップデートしたiPhoneの初回起動 その1

前回、Windows7を搭載したPCでiPhoneのiOSを5.0にアップデートしました。iPadをアップデートして初めてiPadの電源を入れると以下のような画面になります。
iPhone4をiOS 5.0にして初回起動したときに出る画面


iPadの場合をそのまま小さくしような感じです。"続ける"を押すと位置情報サービスを使用するか聞いてきますのでオンにするを選びます。

GPSなどを利用した位置情報サービスを使用するか聞いてきます。

次はWifiネットワークを選びます。
Wifiネットワークを選んで接続します。

Apple IDを使用したサービスのアイコンが中央を横切っていきます。iBooks, iCloud, App Store, iTunes, Game Center, Face timeが確認できました。
Apple IDをつかう様々なアプリやサービスのアイコンがまわります


”Apple IDでサインイン”を選ぶとApple IDの入力画面になります。
Apple IDとパスワードを入力します。iCloudが設定されるのでメインで使用しているものがよいでしょう


iPadだとここで誕生日の入力を求められたのですがiPhoneでは特に誕生日は尋ねてきませんでした。ここで利用規約がでますので確認の上、画面右下の”同意します”を押します。
”同意します”を押すとあらためてキャンプションがでてきます


その後、新しいApple IDをiPhoneに設定するために数分待たされます。
5分は待ちませんでしたがそこそこ待たされます


ここでやっとiPhone4もiCloudの設定がでてきました。ここまで、iPadでは誕生日の入力があった以外はほとんどiPadとかわりませんでした。
"iCloudを使用"を選択します

2011年10月18日火曜日

iPhone4をiOS 5.0にアップデートするとき注意すること

前回まででMac miniのOS Xを10.7.2にアップデートiPadのiOSを5.0にアップデートしました。iCloud環境の構築のため、今回は本命のiPhone4のiOSを5.0にアップデートします。

iPhone4をUSBでWindowsにつなぎ、iTunesを起動すると以下の表示がありますので”更新”をクリックしてiOSのアップデートを開始します。
iTunesの画面から"更新"をクリックします


その後、iPhoneのアップデートをする前に購入したアプリや音楽をPCのiTunesライブラリに転送します。
"続ける"をクリックします

iOS 5.0に更新後"復元"を行う注意文が出てきます。iOS 5.0ではUSB接続でデータを復元中でもiPhoneの操作ができるようになっています。iOS 5.0に更新後、初期設定をした後にiPhoneが操作できるようになったからといってUSBケーブルを抜くと復元が途中で止まってしまうので注意しましょう!ちなみに途中で抜いてしまってももう一度させば一応続きはできましたが失敗する可能性もありそうです。
iOS更新後、データの復元がされるという通知があります


次に更新内容のお知らせです。"次へ"をクリックします。
後で読みたい場合は保存しておきましょう

その後ライセンス内容の表示があります。この辺の流れはiPadと同じです。
一読して"同意する"をクリックします


するとiPhoneの更新データがダウンロードされます。
iTunes上部に上のように表示されます


そしてiPhoneのバックアップが開始され、流れの中でiPhoneのiOSがバージョンアップされます。
"iPhone名"をバックアップ中…

その後、"iPhoneをバックアップから復元中…"とでてデータの復元が始まります。先ほども書きましたが、iOS 5.0ではデータの復元中でもiPhoneの操作ができます。
残り時間はiPhoneの使い方によってかわります。

さらにAppやその他の復元が続きます。
Appの復元中。200個近くアプリをいれていたので一晩レベルで時間がかかりました


PC上には上記の表示がでながらもiPhoneでは以下の表示が出て、iPhoneの初期設定が開始できてしまいます。iPhoneのiOS 5.0の初期設定については次の記事で詳細を書きたいと思います。
データの復元と同時にiPhoneのiOS 5.0初期設定ができてしまいます。

初期設定後もiPhoneの右上に矢印が二つ円形になっているマークが出ている間はデータの復元が続いているので要注意です。
Wifiマークのとなりにある2つの円形矢印マークが出ている間はUSBを抜いてはいけません

通常はここでUSBケーブルを挿したままじっくりと待てば音楽、ビデオと順番に復元されて終了になると思いますが、せっかくなのでUSBケーブルを抜いてしまった失敗例を紹介したいと思います。

iPhoneの方で初期設定が終わったからといってUSBケーブルを抜くとエラーがおきました


私はアプリの復元中にケーブルを抜いてしまったのですが、アプリのアイコンがまばらにiPhoneに配置されているだけで非常に焦りました。焦りすぎてスクリーンショットはありません。

その後、気を取り直してUSBケーブルを接続すると以下の表示がでて再び復元が再開されました。
もしもUSBケーブルを復元終了前に抜いてしまってもまずは落ち着いてUSBケーブルを差し直してみましょう

アプリや音楽、ビデオが次々に復元されていきます。
その後、音楽とビデオも復元されました

ついでにNike+もiTunesなしで使えるようになったと表示がでて終了しました。



ちなみに私の場合は、途中でUSBケーブルを抜いてしまったことが影響しているのか、過去にiPhoneで購入したけどiTunesでバックアップした後にiPhone上から削除したアプリがすべてiPhone上に復元されていました。この現象をアプリの逆流と呼びたいと思います。

アプリの逆流後、iPhone上にはアイコンがあふれていたのでひたすら削除作業におわれました。少しトラブルはあったもののデータが消えることなく無事にアップデートが完了しました。


実際にiPhone4をiOS 5.0にアップデートして感じたポイントは以下の3つです。

  • 普段から母艦のMac/PCのアプリデータを更新していない場合はアプリのバックアップだけで数時間かかること
  • 円形矢印アイコンがiPhoneの右上に表示されているときはアプリの同期中(復元中)なのでUSBを抜かずに待つこと
  • 復元にも数時間かかるため時間に余裕があるときにアップデートすること
気長にできる休日の前夜に行うのがおすすめです。